採用担当者は、候補者に対して誠実でありたいと思っています。それ自体は、とても大切なことです。ただ、その「誠実さ」がいつの間にか「曖昧さ」に変わってしまっているケースが、現場では少なくありません。
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「いい人」採用担当に起きがちなこと
思い当たる場面はないでしょうか。
こんな対応、していませんか
- 面接で懸念点を感じたけれど、候補者を傷つけたくなくて伝えられなかった
- 見送りにすべきか迷って、「もう一度面談しましょう」と先延ばしにした
- お見送りの連絡を出すのが気が重くて、返事が遅くなってしまった
どれも悪意からではありません。むしろ候補者のことを考えているからこそ起きる。でも、その「やさしさ」が結果的に候補者を困らせていることがあります。
宙ぶらりんが、一番つらい
候補者の立場から考えると、結論が出ない状態は精神的な負担が大きいです。他の選考を進めるべきか判断できない。志望度が高いほど、待つ時間はしんどい。
また、懸念点を伝えずに選考を進めた結果、入社後にミスマッチが発覚するケースもあります。採用担当が「言いにくいな」と感じたことは、入社後に「やっぱり合わなかった」になりやすいのです。
「やさしさ」と「誠実さ」は、似て非なるもの
候補者に好かれたい、嫌われたくない、という気持ちは自然です。でも採用担当の役割は、候補者に好かれることではありません。
本当の誠実さとは、候補者のキャリアにとって何が良いかを考えること。
懸念点を率直に伝えることも、早めに見送りの結論を出すことも、相手へのリスペクトになりえます。
採用担当として持っておきたい視点
- 「伝えにくい」と感じたことほど、早めに伝える
- 迷ったまま進めるより、迷っていることを候補者と共有する
- お見送りは「縁がなかった」ではなく「今回は合わなかった」として丁寧に伝える
率直であることが、相手のためになる
採用は、会社と候補者がお互いを選び合う場です。「いい人」でいようとするあまり、その判断を曖昧にしてしまうことは、双方にとって良い結果を遠ざけます。候補者のことを本当に考えるからこそ、時には率直であることが必要です。
この記事のまとめ
- 誠実でありたい気持ちが、いつの間にか「曖昧さ」に変わることがある
- 結論が出ない宙ぶらりんの状態は、候補者にとって最も負担が大きい
- 言いにくいと感じたことほど、入社後のミスマッチにつながりやすい
- 率直に伝えること・早く結論を出すことは、相手へのリスペクトになる

